乙女の願い
楽曲について
「乙女の願い」はショパンが1829年に書いた最初の歌曲で、おそらく彼の歌曲作品の中で最も知られたものでしょう。ただ、のちにリストがこれをピアノ独奏用に編曲しており、編曲版しか知らないという方も多いのではないでしょうか。
「もし私が空の太陽だったらあなただけを照らすのに。もし私が森の小鳥だったらあなただけのために歌うのに」という純粋な愛情をマズルカのリズムで素朴に歌われる曲です。
原詩の作詞者はステファン・ヴィトヴィツキ(1801-1847)。彼はショパンの友人で、ショパンの歌曲のほとんどは彼の詩に付けられたものだそうです。
楽譜
音源
参考音源
ピアノ伴奏
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